2014年06月14日

現象面だけ見て陰陽判断するには限界がある。

マクロビオティックには「陰陽調和」というものがあります。
それはすべてのものに「陰」と「陽」があるという考え方ですね。

陰性は「拡散していく遠心的なエナルギー」「冷たい」「長い」「細い」「水分が多い」「紫」「甘い」「酸っぱい」「辛い」「女」「カリウム」などで
陽性は「収縮していく求心的なエネルギー」「熱い」「短い」「太い」「水分が少ない」「赤」「苦い」「塩からい」「男」「ナトリウム」などを判断基準としています。

陰陽はとても重要なことなんです。でも、何でもかんでも陰陽で、それも現象面だけを見て、すべての事象を判断するのは無理があるんですね。

水は陰性と言われていますよね。でも、本当に陰性だと思いますか?
そして、この水を温めてお湯にして飲んだら陰性ではない。本当にそうだと思いますか?
水というのは、あらゆる生物にとって最も基本的で重要な栄養素です。そして、すべての生命現象の中心である水そのものは中庸なんです。
水分が上手くコントロールできない人が、体の冷えている真冬の夜に、水を飲むと血液の流れが良くなると思って、飲みたくないのに無理に飲む。そんなことしていれば、体は弱って冷えるし、体がだぶついてくれば、むくみが生じてきたりします。この体がむくんだり、血圧が低下したり、冷えたりすることは、陰性の現象だといわれます。だから、水を摂りすぎると陰性の現象が起こるから陰性だ!というのは、あまりにも単純な判断すぎますよね。体に水分が不足して、それを補給するために水を飲んだ場合は、水を飲んでも陰性の現象は一切起こりません。体が要求してないのに、それを上回る位の大量の水を飲んだ時に、水分の代謝が低下して循環が悪くなり冷えるということだけです。

パンは陰性、陽性どちらだと思いますか?パンは陰性だと言われていますが、根拠は膨らむからです。でも、膨らんでいるのはパンを作っている小麦粉の分子が膨らんでいるわけじゃないですよね。中で微生物が繁殖するときに二酸化酸素が出来る。それは気体ですね。その結果、膨らんでいるのであって、もともと素材そのものが膨らんでいるわけではないです。だから、膨らんでいるから陰性だというのはどうかと思いませんか?
しかし、パンは高温で焼くから陽性だという人もいますよね。高温で焼くと何で陽性になるんでしょうね?

野菜を生で食べると陰性の影響を受けますが、漬けて食べるとかなりバランスが取れますね。でも、漬けたものをさらに焼いて食べるともっと陽性の方向に行くと言われますが・・・
焼くと陽性になるのはどうしてかというと、高温を加えると、陰性の成分が分解しやすいのです。分解された結果、相対的に陽性の成分が増える。だから、焼くと陽性になるという現象はある。しかし、パンを焼くのはそんなに高温ではないし、何時間も焼いたりするわけではないので、そんなに陽性になるのかなぁ?と思うのですが。

何故、見方によって陰陽の判断が違ってくると思いますか?
それは、表面の現象だけを見るからですよね。食べ物ならまだいいですけど、人間そのものを、それも一部の現象だけ見て陰か陽かを見るなんて。そんな簡単なものではないですね。どんな人でも陰性の要素と陽性の要素を両方持っています。

昔の人は体質が非常にシンプルで分かりやすかった。戦前、戦後位に多かったのが結核ですが、結核になる人は典型的な陰性体質の人が多かったから、ほとんど陰性だといっても外れなかった。そして、昔は8割以上が陰性の病気だったので、やたら陽性にすれば一時的には健康になっていたのです。ところが、現代人は陰陽が混在しています。そんなに単純に陰だ、陽だというような人はいないです。だから、表面の現象だけ見て判断するのは危険だということを知っておいてくださいね。

では、その陰陽とはいったい何なのでしょうか?
陰陽は、もともと植物や、人体や、この世のものを構成する基本的元素によって大きく左右されます。その元素によって作られた有機物などは、一時的な現象は起こしますが、永続的ではないんです。

例えば、今ブームの生姜ですが、生姜は体を温めると言われていますよね。しかし、生姜をそのまま生で摂れば、一時的には体を温めますが、その後は冷やす成分が優位に働き、体は逆に冷えてしまいますよ。ところが、これをある程度スライスして天日にしっかり当てて乾燥させたものだと、体を直ぐに温めて、それをずっと長い時間持続させます。何故そういう差がでるかというと、日光に当てることによって有機物が相当変化します。そして、最終的に残るのが無機質です。無機質は全然変化せずに残るんです。その無機質の作用によって体に影響を与えることが多いです。

無機質はミネラルのことですね。このミネラルは108種類あります。最近になって1つ増えたんですよ。この無機質の陰陽の代表的なものが「ナトリウム」と「カリウム」ということになるのですが、そうは、簡単に陰陽を判断できないところがあるのです。というのは、人間の体にはたくさんの細胞があります。そして、それぞれの細胞は結合織で繋がっています。その周辺を流れているのが外液で、細胞内には内液がたっぷりあります。内液にはカリウムがたくさん含まれています。外液にはナトリウムがたくさん含まれています。そこに流れている外液の中にカリウムが多くなってくると、カリウムが細胞内に吸収されます。そして、カリウムの濃度が濃くなると、バランスを取るために水分をどんどん入れて細胞が拡張していきます。逆にナトリウムが多いと、外液の濃度のバランスを取るために、薄めて一定の濃度にしなくてはいけないので、水分を外に出していき細胞は収縮していきます。周辺の細胞も同じことが起こってくるので組織全体は収縮する。それが血管の壁で起これば血管が収縮して圧力がかかる。だから、血圧が上がるのです。これが一時的に起こる現象です。
そして、長い間、細胞の外液にナトリウムが多い状態が続くと、知らないうちに水分をたくさん摂るんです。そうすると細胞の外液の方に水分がどんどん増えてしまいます。外液に水分が増えるのは、濃度のバランスを取るために増えるのです。そうすると、体の中の組織も、外の方の皮膚に近い組織も同じことが起こってきます。ということは、組織が伸びてくるんですね。これは細胞が伸びているのではなく、細胞の間が伸びて、そこに水がたくさん溜まってくるわけです。さらにエスカレートすると、体のあちこちに過剰な水分が溜まりむくみになりますね。でも、ナトリウムは陽性の代表ですよね。その陽性の代表のナトリウムをたくさん摂り続けて体がむくんでしまうんですね。
とこらが、血管は収縮しているから血圧は上がってくる。血圧が上がって、体はむくんできている。そのむくみのせいで、血圧が上がっても血管が圧迫され、抹消の血液の循環が悪くなり、手足が冷えてくる。

さて、これを陰と陽とどちらと判断するか?普通に表面だけを見ると陰性だと判断するでしょうね。体はむくんでいる、表面が冷えてくる、自覚症状もあり、手足が冷えてくる。この現象を見ると陰性だと思いますよね。ところが、典型的な陽性の強いナトリウムの過剰でこの現象が起こるわけですよ。恐ろしいのは、ここで陰性と判断してしまい、益々陽性のこのナトリウムをどんどん入れていこうとすれば、さらに悪化してしまいます。そして、やがて腎臓にも起こってきて腎炎を起こす。ここで、長年砂糖を取り続けている人は、血管が脆くなっているので、その状態で腎炎を起こすと、腎臓からレニンというホルモン用の物質が出てきて益々血管が収縮してしまう。そうすると益々血圧がどんどん上がっていき、血管の切れやすい目の奥の膜と脳が切れてしまう事になる。切れたら大変な事になってしまいますよ。

だから、表面の現象だけを見て陰陽を判断すると、陽性が原因のむくみと冷えを陰性と判断してしまうことになってしまいます。誤った判断で陽性のものを摂りすぎてしまうと、そういう危険なことが起こってくる可能性もあるんです。

アルコールや香辛料を体に入れると体が温まり発汗しますよね。この現象は、一見陽に見えますが、陰性の作用によって血管が拡張し、血流が一時的に活発になって温まるだけで、陰性の成分が中和されて減少していけば、逆に冷えていきます。それが本質の作用ですね。
一時的な表面だけの現象で陰陽を判断するのではなく、常に本質を見極めていかなくてはいけないですね。


posted by 小手毬 at 01:36| Comment(0) | 「陰性」「陽性」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月28日

健康にいいと思てる食品は本当に体にいいのか?

今回は食材のお話ですが、健康に良いと言われている食材が、実はあまり健康によくないものがあるんですよ。
ちょっとショックが大きいかもです・・・私も何十年も健康に良いと思いほぼ毎日食べてましたぁ〜(>_<)


「大豆」は畑のお肉と言われていて、健康にとても良いイメージがありますよね。マクロビオティックでは食べ過ぎると陰性になるとは言われていますが、それでも健康にはいいものという風に言われてます。でも、本当に健康に良いかというとそうではないんです。

何故かというと、栄養分析的に見ると、沢山の栄養をもっいるしバランスもいいですね。特に納豆は大豆の栄養高でなく、プラス納豆菌という生物の栄養も加わり有効成分もそこには沢山含まれていますよね。だから、大豆を煮て食べるよりも、プラスαがあると言われているので、健康になると信じて納豆を毎日食べている人も多いと思います。でもね、どんどん病気が酷くなりますし、アレルギーもさらに酷くなるし、腸が緩んでいる人は益々腸が緩んでしまうし、脱腸の人は酷いことになります。腸ヘルニアですが、どんどん酷くなると、いくら手術してもまた破れてしまう。お腹を支えている腸が破れちゃうんです。このヘルニアには大豆製品が最もよくないです。最近は大腸が垂れ下がったり、物凄く大きく変形を起したりしている人が増えているんです。特に若い人に多いんですが、そういう人はもっと悪化してしまうんですよ。
実は私がそうだったんですよ(笑)大腸ファイバーが入らなくて、急きょレントゲンに切り替えて先生がビックリしていましたよ。腸が垂れ下がってグチャグウチャでした。そのころは余りそういう人いなかったと思うけど、こういうことは医者になって二人目だって言っていました。10年以上前ですね。マクロビオティック初めてから7年目くらいだったかな。真面目にやっていましたからね。今はそういう人が増えているんですね。

納豆が何故良くないの?って思うでしょ。納豆をよ〜く見ていくと、栄養満点で納豆菌の有効成分もある。それは、良いのですが、全体的に栄養のバランスを見ていくとバランスが凄く偏っているんですよ。だから、そのバランスを整えて食べなくてはいけないんですけどね、どうやったらバランスが整うかということを教えているとこが無いんですね。だから、栄養学のやり方は計算なんですけど。計算上体にプラスになるものがあれば良い。そして、計算上バランスが取れてれば良い。とりあえず、バランスの取れたものを入れれば、体の中で良い血液が出来、良い細胞が出来る「だろう」ということで、その間の変化の過程を確認した人は誰もいないんです。問題なのは、納豆を食べて、胃腸で処理されて、吸収されて、だんだん血液になり、細胞になっていくわけだから、その過程で本当に良い血液、良い細胞が出来るかどうかということが重要なことですよね。事実は納豆を食べると質の悪い血液が出来ちゃうんですね。普通に食べると体にマイナスになる人が多いんです。では、少し大豆製品について説明しますね。

「豆腐」この豆腐が今は粗悪な商品ばかりなんですよ。豆腐を買う時に何を基準に選んでいますか?まず大事なのは「大豆の質」そして、豆腐を固める「凝固剤」そして、問題なのが、「消泡剤」です。消泡剤というのは、豆乳を搾る時にたんぱく質が多いので大量に泡が出るんです。この泡を消すものが消泡剤なんです。グリセリン脂肪酸エステルと書かれているのもあります。薬で泡を消すことで早く豆腐が出来るのと、泡を取り除いていると豆腐が出来る量が減ってしまうので薬品を入れて簡単に作っちゃうんですよね。要するにたくさん出来て売れて儲かればいいんですよ。
豆腐を食べるのであれば、本当に良い国産の無農薬大豆だけを使って、固めるのも天然のにがりのみ。というのが理想ですが、そんな豆腐は中々手に入りませんね。そうすると、妥協して農薬を使っているけど国産大豆のみで、天然にがりを使っている豆腐ということになってしまいますね。

「納豆」は豆腐よりもさらに健康的な食品のイメージがありますよね。
昔の納豆は本当に美味しかったそうですよ。香りも違うんですって!今の納豆は臭くて美味しくないんだって。そのころは、大豆は無農薬で国産のものしかなかったし、大豆を茹でて藁に包んでちょっと温かい所に置いとけば、一晩で納豆になたんです。もともと藁についている納豆菌で発酵した納豆が一番良いのですが、今は農薬使っているから納豆菌のついた藁がなかなかないそうです。だから工場で納豆菌を混ぜ込んで完全に発酵が出来ていない納豆しか手に入らないですね。しかも、ほとんど市販されているのは輸入大豆です。輸入大豆はこれでもかという位物凄い農薬です。内部に何種類もの農薬がしっかりと浸透しています。さらに、船積みの時にまた農薬をかけますよね。ポストハーベスト。だから凄まじい農薬です。そういうたっぷりの農薬を使って、しかも、非常に不自然な農法をしていますから、できた大豆が栄養のバランスを崩しているんですね。そういう大豆を茹でて納豆菌を培養して、それも昔と違ってちゃんと発酵してないですから、見た目も臭いも良くなくて美味しくない。でも、それをみんな納豆だと勘違いしているんですね。

「きな粉」も健康食のイメージが強いですが、体にかかる負担が大きいんですよ。
大豆を炒って直ぐに粉末にしてすぐ食べれば酸化まではしないけど、高温で処理するので炒っている間に変性してしまいます。分子構造が変わってしまうんです。でんぷんやビタミンが変性した位なら問題はないのですが、たんぱく質と油が大豆には大量にあるので変性の具合が大きいです。酸化や変性した栄養素は本来の役割を果たせなくなってしまうので、体の中では老廃物となりますから、排除するために肝臓や腎臓などに負担がかかってしまうんですね。市販のきな粉は最悪ですよ。きな粉はごまかしがきくから納豆よりももっと質の悪い大豆が使われています。その最低の大豆を高温の機械で炒って、機械で高速粉砕して粉末にする。これだけでも大豆の栄養はかなり変性をしてしまうし、破壊するものも出てきますが、その前の段階で質が非常に悪いですからね。でも、良質なきな粉は物凄くクリーミーで深みがあって美味しかったそうですよ。昔は良質な大豆しかなかったから、その大豆を炒って石臼でゆっくり挽くので、すぐには酸化、変性することもなかったんですね。う〜ん、食べてみたい!
そういえば、きなこ牛乳流行りましたよね。今でも飲んでる人いるみたいだけど、これは不健康飲料ですよ。大豆製品の中できな粉が一番良くないですね。

「麩」もタンパク源として良く食べると思います。麩は大豆のグルテンのものと、小麦のグルテンのものがありますが、どちらも鮮度の良いものを使って自分で加工して食べるなら、市販の出来上がったものと比べれば安全性は高いですが、やはり、余り頻繁に摂らない方が良いですね。

大豆は動物性のたんぱく質を摂らない人が、たんぱく質を補うために植物性のものを摂らなくてはいけないと言われて、毎日のように摂っている人が多いと思います。私もそうでしたよ。何十年もやってきました。だから、腸が垂れ下がったり、子宮の病気になってしまったりしたことも、今は何故だか良くわかりますね。

たんぱく質はそれぞれ自分に合ったものを自分で作るんですよ。だから、たんぱく質を作る「材料」を採らなくてはいけないんですね。たんぱく質は大きな分子の塊ですから吸収できる大きさにまで分解するんです。そして、アミノ酸にまで分解されて肝臓に吸収されていきます。その吸収されたアミノ酸を使って自分のたんぱく質を作っていくんですね。一人々たんぱく質の形は違うんですよ。

例えば、良い陶器の壺を作りたかったら良質な土を探して材料にしますよね。そして、良い壺が出来る作業工程を経て、最高の壺が出来上がっていきますよね。その出来上がった最高の壺を原料にして最高の壺が出来ると思いますか?思わないですよね。壺を原料にするには土の状態に戻さなくてはいけないですね。そのためには膨大なコストと労力がかかります。そして、それだけのコストと労力をかけたとしても、自然な良質の土のようにはならないし、どんなに良い作業工程を経ても、出来上がる壺は品質の悪い、脆い壺にしかなりませんね。たんぱく質も同じことなんですよ。しかし、何で人間の体の事になるとそれが分からなくなってしまうんでしょうね。人の体はタンパクで出来ている。だからタンパクを摂らなくちゃいけない。摂るタンパクは自分のタンパクに近い方がいい。だから人間を食べるのが良い、それも生きた人間が一番いい。でも人間食べるわけにはいかないから、近いのは猿だ。でも猿は値段が高い、一匹30万位するんです。ビックリです(笑) だから、四足で我慢しましょうと言う。明らかにおかしい理屈なのに、それを聞くと納得しちゃうんですね。それを偉い教授が真面目に自信を持って言うんです。そうするとみんなそうだと思っちゃうんですよ。こういうのばっかりです。今の世の中は・・・

たんぱく質はとってもデリケートなんですよ。鮮度の良いタンパク質を摂れば、きちんとアミノ酸に分解されて自分のたんぱく質に作り変えられますが、質の悪いタンパク質を摂ると、アミノ酸まで分解されずに余計な異物になったり、アミノ酸に分解されても、そのアミノ酸自体の構造の質が悪い。質の悪い材料で体の構成要素とするたんぱく質を作っても、初めから質の悪いタンパク質が出来上がってしまいます。だから、たんぱく質を摂るなら、質の良い、鮮度の良いものを摂らなくてはいけないですね。たんぱく質と油は、高分子と言って小さな分子がたくさん集まった大きな分子の構造なんです。これはちょっとしたことで形を変えやすく、形が大きく変わってしまうと体内で良質なたんぱく質になってくれないんです。

豆腐、納豆、きなこ、麩、グルテンなどは、素材が良くてどんなに良質なものだとしても嗜好品として考えた方がいいです。健康な人なら体内で処理出来るから嗜好品として食べても良いんです。積極的に体作りと思って食べるのはよくないんです。病気の人は処理が上手くいかないから、体に入って負担になるだけでなく、老廃物として蓄積して様々な障害を起こしてしまいます。だから、病気の治りが遅くなるか、悪化する場合が多いんです。特に大豆製品、グルテン系のものが良いと思って積極的に食べている人は、とにかくアレルギーが治らないです。30歳までの人にアレルギー体質の人が9割いると言われています。驚きの多さです。高分子のたんぱく質や油が体内でスムーズに処理されないと、利用効率が悪くなるだけでなく、余計なものを残すので処理が大変なんです。それが蓄積して大変厄介な事になるんです。蓄積したものはそう簡単に出ていかないので、蓄積がどんどん増えて大きな障害に繋がります。アレルギー体質の人は特定の異物に対して反応を起します。この場合はアレルゲンが決まっていますが、アレルゲンが決まってない代表が、アトピー性皮膚炎です。このアレルギーは何でもかんでも異物に対して反応を起します。だから根本を治さないとそう簡単には治らないです。これは、マクロビオティックをやっている場合は、質の悪い油や質の悪いタンパク質を毎日摂りながら治していこうとするから、体内に蓄積した老廃物に反応を起して益々アレルギー反応が酷くなるんです。皮膚がグチャグチャになって、かゆい、痛いの連続で我慢できない。でも、それは体が毒素を排毒していることで喜ばしいことだから我慢しましょう。マジですか?それで半年も1年も我慢させられる人がいます。それは、排毒ではなく悪化の現象ですよ!何でもかんでも排毒とか好転反応とか言っていれば簡単ですよね。物凄く危険なことです。何故たんぱく質と油が元凶になるかというと、処理しにくく、蓄積するんです。しかも、水に溶けないから排除が出来ないんです。重金属も排除できないですよね。鉛、カドミウム、水銀などは、神経細胞内にいったん入ると溶けないからほとんど出れないんです。水に溶けるものは出せるんですけどね。油もたんぱく質も濃縮して溜まると溶けないから中々出ないんですよ。一番溜まるのがどこかというと、緻密な組織で、歯茎、乳房、子宮、卵巣、前立腺。こういう所に最も早く溜まってくるんです。最近そういう所の病気が非常に増えていますよね。だから、マクロビオティックやっていても、だんだんそういう病気になっていくでしょ。これは、質の悪い油とタンパクを摂りすぎているというのも一つの要因です。

それから「小豆」ですが、腎臓に良いと思って毎日食べている人が結構いますよね。小豆を毎日食べるとどうなると思いますか?腎臓、膀胱など含めて、尿の排泄をするところ全体を脾臓器といいますが、これらの機能が低下してくることが非常に多いです。栄養素は違いますが、大豆と似たような性質を持っているので摂り方を間違うとよくないです。だから、食べるときは大豆と同じように塩分をしっかりと浸透させてから食べるとバランスが良くなります。小豆は摂り方が正しければとても健康的な食品にもなるんですよ。「あずきかぼちゃ」がその代表ですね。マクロビオティックをやっている方は良くご存じの料理ですね。小豆とかぼちゃと昆布と醤油です。塩を使うと色が奇麗に仕上がりますが、健康的な事を考えると醤油の方が良いですよ。私は小豆かぼちゃが大好きなんです。煮物に一緒に入れて食べるのも良いですね。そのようにナトリウムなどの陽性成分を十分に浸透させた形で摂ればいいんです。一番良くないのは、塩を入れずにあんこや汁粉を作って食べることです。塩を程々入れると甘みが増すので、余り甘みを加えなくても美味しくなりますよ。

最後に胡麻塩と鉄火味噌なんですが、健康食品の代表みたいに思われていますよね。でもね、かなり問題ありなんですよ。

「胡麻塩」これは玄米を食べている人が体に良いと思って毎日食べていると思います。これが問題なんですね。胡麻塩を何故推奨してきたかというと、昔は陰性の病気が多く、特に結核が多かったんですね。だから、なんでもかんでも陽性にすれば8割は治ったんです。今はそんな単純なもんじゃないんですけど、その典型的な陽性食品として胡麻が推奨されたんです。胡麻は一粒一粒が非常に栄養価が高く、しかも薬効作用がある素晴らしい種子なんですよ。だから、そういうものを毎日摂りましょうと言われたんです。摂り方は、炒ることで陽にする、細かくすることで吸収をよくする、塩分が足りないから塩を入れる。これで胡麻塩が生まれたんですね。ところが問題は、胡麻は炒ると表皮が固くなって消化が悪くなります。胡麻はたんぱく質と油が非常に多く、特に50%位の多くの油が含まれています。油が多いものを高温で炒ると、まず油が変性を起す、つまり分子構造が変わる、次にたんぱく質が変性を起す、さらに、細かくすればするほど酸素に触れ、真っ先に胡麻が酸化する。酸化した胡麻は毒物になる。かなり酸化、変性してしまいますから、質の悪い血液が出来てしまいます。最悪なのは、どんな胡麻や、塩を使っているか分からない、そして、作ってから相当時間も経っている出来合いの胡麻塩が袋に入って売られていますよね。そんな胡麻塩を食べたら病気になりますよ。でも、良質な胡麻で上手に手作りした胡麻塩は美味しいですよね。そういうものなら良いですよ。それでも、その日のうちに食べなくては駄目ですけど。

「鉄火味噌」これがもっと大問題。フライパンで10時間以上加熱するのでフライパンの上で油もたんぱく質も酸化、変性しています。しかも、野菜をそこに入れますよね。細かくミリ単位で切るので栄養を破壊する。さらに長時間加熱する。それも陽性になるということだけで昔は推奨されたんです。そういうものでも、昔はシンプルな体質で、基本的に環境がこんなに汚染されてないし、食材は全部良いものしかないという時代でしたから、少々こういうものが入っても一応は病気が治ったんです。今はそうはいかないですよ。毎日ひとさじ食べるだけでマイナスになります。鉄火味噌を食べると体が温まる人が多いですよね。それは、ある程度体力のある人であれば、鉄火味噌を食べると酸化した脂質、つまり、老廃物が入ってきますから、これを処理するために体が多少熱を出すんですよ。疲労がある程度進んだ時に熱を出す人がいますよね。それは疲労物質を排除するために熱が出るんです。だから、熱を上げると代謝が活発になって、循環がよくなって早く排毒ができるんですね。鉄火味噌もそれと同じように老廃物の元になるんです。とこらが、そのパワーが無い人は体力が落ちていく一方ですよ。鉄火味噌を少し摂って温まる人は、害があるから排泄しようというパワーの残っている人なんですね。
そのような体が温まるという大きな勘違い。何故そういう勘違いがあるかというと、表面的な現象を捉えて判断しようとするからですね。もっと本質に迫って、そして理論的な事も分かった上で判断しないと、こういう間違いだらけになってしまいます。



posted by 小手毬 at 10:33| Comment(0) | 本当に体に良い食品? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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